組織の中だから思うこともあります。
チーム力って大事ですよね。
しかし、室橋にはチーム力と同時に個人力も大事と感じています。
個人力はチーム力の強化になる。
室橋が思う個人力はチーム力の強化に繋がるからです。
たとえば、あるチームに絶対的エースがいるとします。
その人がいて他の人は?
おそらく、何をしているのか?何を考えているのか?何を見据えているのか?何もかも理解するのに苦しんだり、時間がかかったり、教えていただかなければならなく、一緒のチームとして進むスピードが変わってくるのです。
エースには必要のない思考と労力を使い、他の人にはそれを理解するのに自己の事を考えなくなる。
それは、それぞれ自己の時間を犠牲にする。
極論ですが個々のチカラのレベルが上がればその犠牲にしている時間がもっと有効に使えるのではないでしょうか?
真似をするという事で個人力を強化できる。
室橋の学生時代を例に…
バスケット部に所属し室橋からみてとても魅力的な先輩がいました。
プレースタイルがただただカッコ良かったのももちろん、チームの絶対エースでした。
どんなチームになりたいかではなくとにかくその先輩のようにカッコいいプレーをしたくて室橋は先輩の真似をしていました。
シュートフォーム、得意なシュート距離、バスケットシューズ、ファッションまでも全てです。
簡単に言うとその人になりたかった。
当時エースだった先輩を真似すればそりゃその時のコーチも室橋に目を付けますよね…
そんな事まで予測はしていませんでしたが結果として先輩が卒業した後はエースとしてスタメンをまかされる事になりました。
どんな理由でもその人になりたいという憧れがあって真似をすることは自己成長に必ずなります。
室橋の理由なんてただカッコいいプレーするなぁって思っただけなので本当に何でもいいんです。
ここまでやってきた事はオリジナルの真似事です。
どんなに緻密に計算をして真似をしても所詮コピーでしかないのです。
完全コピーになれてもオリジナルには勝てません。
しかし、その完全コピーとなった事が生きてきます。
そのレベルの高い基盤で自己の個性を付け加えられます。
ということは…
真似によって強化した上でオリジナルになれる。
必ず自己にしかない武器があるはずです。
そこで生まれるのが唯一無二のオリジナル。
そんな風になった自分を想像しただけでワクワクしてきませんか?
オリジナルになろうとするまでの時間は、
考え、経験、実践、予測などなど備わっていると思います。
それを元に最短でオリジナルになる準備をしていきましょう。
認められたポジションの中にしっかりと個人がいる。
チーム力は個人力の集合体であり目標の中に個人がいる事。
そして、強力な個人力が揃えばやりたい事も増えるし、目指せる所も高められるのでは?
またバスケットの事になりますが、バスケットはゴールにボールを入れて点数を競います。
より多く点数をとる為の作戦を作り、その作戦に合った適任のメンバーを決定して点数を積み重ねるシステムを作っていきます。
では、サロンでは…
何を持って『点数』と呼べるかはそのサロンによって変わって来るのでそのサロンの示す『点数』に向かって作戦、準備、士気上げ、情報、技術などのそれぞれの貴重な役割りをそれぞれが理解し、
スタッフが輝ける『ポジション』を用意することによって、自ずと一つのことに向かっていく『チーム力』はできてくるのだと思います。
お互いの能力を認め合い、その融合でチームは絶大なチカラを発揮することになるでしょう。
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