一つの企画を始める時に貴方が専属チームの一員になったらどう始めますか?
そして、企画内容を伝えられ難しいと感じつつも成功させなければなりませんよね。
なぜ、企画が成功しないのだろうか?
ある企画が始まってから専属チームができスタッフに落とし込むという会社ならごく普通にある話。
この内容は一年以上前のメイク企画だったのですがあまり浸透しなく講師を呼んでの講習会に行ってきました。
専属チームのスタッフは定期的に講師の講習会に参加してました。
講習会を聴いての感想…一年前に専属チームが言っていた内容とほとんど同じものでした。
伝える内容も同じ。言葉も同じ。技術も同じ。
ほとんど同じ内容なのに感じる事が少し違いました。
スタッフと講師の伝え方の違いはこれだけ。
実際、専属チームや講師の人が話し終わったあとには理論もわかったんです。
しかし、自主的にやりたいと思うかどうかの差が圧倒的に違いました。
4ステップのメイクのお直し方法があったのですが、、、
専属チームのやり方…1人の顔を全てお直しする。
講師の方…4人の顔を気になった箇所のみをお直しする。
これだけです。
1人の顔を全てお直ししてしまうともう情報でお腹いっぱいな状態へ…
4人の顔をピンポイントでお直しするとアレっ?もうちょっと頂戴というおねだり状態へ…
そして、理論が分かり実践という流れです。
全てに同じ気持ちの高ぶりはない。
全てが終わったあとにはあーこんな感じか…って思ってしまいました。
実践では店舗ごとに分かれ理論をもとにメイクをする。
ここに問題があったのです。
室橋は気になってやりたい事をやってみたかったんです。
ここまでは大丈夫…次にあれもこれもやってみて下さい。と伝えられどんどん気分が低下する。
だって、そうじゃありませんか?
やりたいことをやるからこそワクワクするんです。
全部やればいいのは分かっていますがその全てに同じ気持ちの高ぶりはないのです。
今までやっていなかった事をどんないい事と分かっていても全てをするというのは肝心の心が動かないのです。
専属チームの”スタッフに浸透させる”という使命感でとにかく伝える事に一生懸命で無理矢理やらされているカタチになってしまっています。
相手がいる興味、自信、向上心のサイクル。
何かを最初からしようと思ったらやりたい事をまずしてみる。
数個の情報の中で一番気になったという興味が大事なのではないでしょうか?
そこでうまくできたらなんかできた気がするという達成感や満足感がうまれてきます。
さらに興味が移り次のステップになる。
教える側もそれに応えたくてさらに勉強する。
そのサイクルが一番ではないですか?
何を始めるにも興味と自信を植え付けること。と同時に途切れない向上心のサイクルが必要だと今回の講習会で今までのメイク企画を思うことができました。
興味が一番でその興味の一つを伝えればいい。
このメイク企画はスタッフに伝える事がゴールではありません。
勘違いしてはいけないのは分かってできたから終わりではなく、お客様にキレイになっていただける様に伝える為です。
スタッフに伝えることとお客様に伝えることは全く同じ。
いきなりあれもこれも求めず一つの興味に敏感でいてそれに応える事から大きな結果に繋がっていくのかもしれないですね。
専属チームの一人に伝えた事。
「もっとやりたいことをやろうよ。それがなきゃきっと本質を辿れないと思う。」
使命感ももちろん大事ですがもっともっと自由に柔軟にいきたいものです。
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