市販カラーとサロンカラーには明確な違いがあるので正しい使い方のススメ。

市販のカラーは安くて、好きな時間にできて便利ですよね。

巷では市販カラーのオススメランキングなんてものも出てるそうです。

そこで、市販カラーとサロンカラーは一体何が違うの?について。

使われているアルカリの種類の違い。

市販カラーはアルカリをモノエタノールアミンを使っています。

実はこのアルカリは…ニオイが少ないんです。

とてもカラー剤とは思えないくらいの香り。

さらには、安くて自宅で簡単にできる。

すごく良い…

でも、やはり穴があります。

このアルカリは髪に残留しやすいんです。その為、褪色もしやすい。

わかりやすく言うとアルカリが残留することによってキューティクルが開きっぱなしってことですね。

肌や髪にも残り続けます。

サロンカラーはアルカリをアンモニアを使っています。

アンモニアのメリットは揮発性が高く残留しにくいんです。

なので、ダメージしにくいんですね。

しかし、良いこともあれば悪いこともあります…

それは、、、ニオイです…アンモニアですからね…

サロンカラーにはニオイを消す仕組みがある。

んー、、、、ニオイさえなければ…そこで開発されたのが…

【ラメラ構造】

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簡単に言うとラメラ構造とは油と水の融合

このラメラ構造が開発されるまでのカラー剤はアンモニアが外側にあり色素が内側にあった。

これだとニオイがダイレクトに感じ、直に肌や髪に刺激を与えてしまう。

もう一度言います。それを逆転させたのが…

【ラメラ構造】

色素が外側になりアンモニアを内側にする事によってニオイを閉じ込めて刺激を与えずにアンモニアの良さを発揮させる。

もう悪いことがなくなった。

ラメラ構造のわかりやすい解説。

この水風船を例に。

image1

この水風船のゴムの部分がアンモニアで中の水の部分が色素。

これだとゴムのアンモニアがむき出しになっているからニオイが気になる。

ラメラ構造はこれを逆転。

ゴムの部分を色素に、中の水をアンモニアにすることによってニオイも気にならず刺激も抑えられる。

というのが先程のラメラ構造の解説。

市販カラーとサロンカラーの明確な違い。

市販のカラーは安くて手軽にできるけどアルカリが残ることによって継続的に肌や髪に負荷を与えてしまう。そして、キューティクルが開きっぱなしの状態なので摩擦などのダメージが大きく、褪色しやすい。

サロンカラーはダメージを少なくし、発色もキレイを継続する。しかし、時間やお金は市販カラーに比べるとどうしてもかかってしまう。

どちらもメリットがあり、デメリットもあります。

料金や時間を抜かせばアルカリが残留するかどうかの違いです。

自宅で市販カラーを使う際の注意点。

室橋のお客様もサロンにいらっしゃる間隔の間に自宅で染める方もいます。

その時はダメだよとは言いません。
(実際はサロンに来ていただきたいですが…)

だって、その方は美意識高いじゃないですか。

少しの伸びも気になるんですから。

そこで、アドバイス。

その時は頭皮に付けず、伸びてる部分だけをカラーし、毛先まで伸ばさないでください。そして、見えるところだけの部分カラーをしてくださいと伝えています。

それができていれば室橋的には合格です。

ちゃんと理由を伝えればやっていただけるし、さらに価値を認めサロンに足を運んでいただけます。

これからも価値を生み続けるサロンワークをしていきます。

 

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