傷む原因は間違いなく残留アルカリです。
室橋のケミカル記事ではほとんどこのワードがついて回ります。
髪が傷む原因の残留アルカリとは。
過去記事に市販カラーとサロンカラーは何が違うのか?をお伝えしましたが、そこで出たワードで…
モノエタノールアミンが出ましたね…
これはアルカリです。
これのデメリットは髪や肌に残留するということ。
なのでカラーの色落ちやダメージに繋がるといいましたね。
詳しい内容は過去記事にてご覧ください。
パーマとヘアカラーの同時施術。
皆様はお客様に対してパーマとカラーの併用をしていますか?
カラーは2剤を入れるのが医薬部外品。パーマはチオ、シスは医薬部外品。
ということは…
カラー、パーマを併用する場合はどちらかを化粧品登録のものを使うしかないのです。
同じ日に医薬部外品を同時施術しまっては薬事法で違法になります。
パーマ剤の種類と登録。
パーマ剤について考えてみた。
今はカール剤と呼ばれるものは化粧品登録です。
ものによっては先程言ったモノエタノールアミン(化粧品)が使われています。
アルカリが残留してしまいますね…
そしてダブル還元パーマ剤…
これは…つかう還元剤に化粧品登録が割合入っていればチオやシスが入ってても化粧品登録になるのです…
“同時施術可能になりますよ””安心して使って下さい”的なパーマ剤です。
そして今現在パーマ剤は全てにおいて完全酸化ができません。
つまりはアルカリが残留してしまします。
完全酸化ができたら悩みはなくなる。
そうです。
パーマのダレ(とれた、落ちた)って絶対ありませんか?
もし、ないと言うのであれば聞きたいくらいです…
教えて下さい…切に願います…
原因は“完全酸化”ができないからです。
二液での作用が完全ではなく、パーマのダレる(とれる、落ちる)原因に…
完全酸化できるようになればパーマはダレる(とれる、落ちる)こともなく、カラーも色落ちはしません。
同時施術する場合は優先順位(色選び、カール具合)を決めて施術するといいでしょう。
どちらもアルカリを使いますから先にやる施術と後にやる施術には当然後者にパーマのダレや色落ちが発生します。
自宅のヘアケアが必須な理由。
ダメージはアルカリを使えば必ず伴ってしまうということです。
ダメージを最小限にするにはアルカリを残さないということ。
更には、完全酸化をすること。
これができればダメージを最小限にすることができます。
そして、カラーの色持ちやカールの持ちが維持できます。
美容師さんが今現在できることを最大限にし、今現在の薬剤ではどうしてもアルカリが残り、完全酸化も難しい。(市販の薬剤はアルカリ残留度が強レベルになります。)
残りの完全酸化はお客様の自宅でのケアが必須になってきます。
ここまで伝える必要はないと思いますがお客様には自宅ケアを伝えるべきと思っております。
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