アクセントカラーが流行ってますね。
あの超人気へアカラー剤の”THROW(スロウ)”はアクセントカラーの”BLUE(ブルー)”が品薄状態と聞きました。
ちなみに会社で”THROW”は取り扱っていないのであまり影響はないのですがもともと”アクセントカラー”のヘビーユーザーなので使っているモノが無いと言われたらそりゃ焦ります…
アクセントカラーって何なのか。
お客様からの視点ではハイライトやローライトを使い部分的に違う色を入れてメリハリや立体感を出すことをさします。
美容師からの視点では既存のヘアカラー剤だけでは再現できない場合の時に、より彩度の高い色味を出す為にプラスして使われるヘアカラー剤のことをアクセントカラーと呼びます。
普段、皆様が使っている【アッシュ】【ベージュ】【マット】という色の名称ではなく【ブルー】【グリーン】【レッド】という様な色相の主になる色がアクセントカラーになりえます。
アクセントカラーの使用方法。
メーカーが希望する使用方法は使うヘアカラー剤に対して10%〜20%混合して色味をプラスしましょうみたいな事が書かれています。
参考レシピや紹介されるレシピを何度も試しましたが全くもって微妙な仕上がりです。
何度か繰り返して一番使う対比パターンが…
ヘアカラー剤:アクセントカラー(1:1)です。
つまり50%配合ってことですね。
えっ!?そんなに入れるの?と思うかもしれませんが場合によって単品で使う事もしばしばあります。
基本を50%として配合は前後しています。
各メーカーのアクセントカラー。
【アリミノ】【ナンバースリー】【ハホニコ】のアクセントカラーを所持しています。
試したいヘアカラー剤があるときは個人的に買ったりもします。
同じアクセントカラーでもメーカが違えば当然、表現が変わってきますので今回は人気の”BULE”を使って実験をしてみたいと思います。
“BLUE”単品染めによる色味の違い。
2パターンのハイトーンで実験します。
毛束と…
ウイッグで。
毛束もウイッグも配置は一緒です。
左【ハホニコ リタカラー】
中【アリミノ iプライム】
右【ナンバースリー カラーコンシャス】
近くで見るとほとんど同じに見えますね…
では流してみましょう。
どうでしょうか?
同じアクセントカラー”BLUE”も各メーカーによって【染料濃度】【彩度】が違いませんか?
写真で見るよりも目で見るともっとはっきりと違いが分かります。
2016年夏ヘアカラーはアクセントカラー配合レシピで決まり。
メーカーにより違いはあるそうですがアクセントカラーは染料濃度が【6レベル】【7レベル】くらいで作られているそうです。
暗髪ヘアカラーをしたい時には単品使いもオススメします。
髪質、アンダートーンにもよりますが日本人特有の赤くなりやすい方にアクセントカラー単品染めをしても”青”にはなりません。
しかし、確実に赤みを削り”アッシュ””マット”に近づいてくれます。
ヘアカラーの進化に伴って万能ヘアカラー剤が大半を占める中、これからのヘアカラー剤はもっと美容師がワクワクする様などぎついモノを使いたくなってきます。
このヘアカラー剤を使いこなしたらマジでスゲェよ的なモノが出たら30代オーバーの美容師はワクワクするのでは?と勝手に考えています。
これからの各メーカー新商品にいい意味での裏切りを期待しています。
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